アゴ山だよー。
カサンドラ離婚話28です。

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【前回】




結婚式と新婚旅行も済ませ、しばらくは穏やかな新婚生活を送っていた。
しかし、そんな生活も長くは続かなかった。



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49日もあったし、親戚の集まりでユーマは長男だからという理由で義実家に行かされたり、行く必要ある?というような理由で義実家に行くことが増えた。
(魔王の子供の誕生日会など)



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突然の事だった。
足が思うように動かなくなってしまった。

動かない、というのは心理的なもので、実際は歩くことは出来るので近くのベンチにそのまま座り込んだ。



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ユーマは実家に行って休もうって言ったけど、本当に動けない。
動けない私を見てユーマはオロオロしていた。


行きたくない。

もう実家に行くのが怖い。


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実家以外のどこでもいいから、とにかく近づきたくなくて、これ以上先には進めなかった。
ひたすら逃げ出したかった。

ユーマは「なんでだよ…」とやや不満気味に言ってたのが心に響いた。
(この時は好きだったので、少しでも嫌われたくなかった)



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はっきりって体は問題なかったので、待ってる間は何もせずゴロゴロ寝ていた。
ユーマにはそのまま体調不良だと思わせておいた。


でも、帰り際にユーマから来た電話のその一言で、すごく心が痛んだ…。

ユーマも含め、待っていた義両親を傷つけてしまったことに、心から申し訳ないと思った。
確かに近くまで来てるのに、何で来ないの?って思うよね…。


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体が動かなくなったのは義実家への拒否反応だったんだと思う。
行く回数も増えたし、その度に魔王やお義母さんたちから同居の圧力をかけられたり、もう限界だったんだよね。
義実家に行く日が近づくたびに、時間が止まってほしい思いでいっぱいだった。


とにかく自分でも気が付かないうちに頑張りすぎたんだなって今はそう思う。


長男の嫁だからついて行くのが、当たり前って思ってた部分もあるかなー。
行かなかったら行かなかったで、また魔王から鬼電きて嫌味も言われるのも嫌だったしね。

結婚って何なんだろう、ってちょっと思うよね…。


つづき



最初から
結婚までの流れはこの辺を見て頂くと分かるかと思います。↓


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【ほかの話 不倫話をまとめて読む↓】




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