アゴ山だよー。
カサンドラ離婚話31です。

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【前回】





転職先が見つからず、ユーマも地元に帰るのは諦めて、両親にそれを報告しに1人実家へ。


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ここは愚痴なんだけど、小さな用件でもこちらから聞くかしないとなかなか出来事を話そうとしない。
何かあったら玄関開けてすぐ話す、ということが私の中で当たり前だったので、未だにその心理はどういうものか理解は出来てない…。



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長男だし、お義父さんもお義母さんも、戻ってくると思っていただけに反応は結構厳しかったみたい。

お義母さんにいたっては号泣だったらしく、細かく聞くまでもなく大体の修羅場が想像できた。
親の期待を裏切っちゃった感じで、お義父さんもお義母さんも傷ついただろうな…。



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最終的に帰らないと判断を下したのはユーマだけど、私が悪いのかな…と心が痛かった。

私もお義母さんに直接行けませんと言えなかったし、ユーマに言わせてるしもっと私から言っておけば…とか色々考えてしまった。

どんな理由があるにしろ、他人を泣かせてしまう事は心苦しい。


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ユーマは18の頃から都会の大学に出て、そのまま都会の企業に就職した。
色々な理由があるんだとは思うが、何で最初から実家近くで探さなかったのだろうか…?

私にはユーマの考えてる事はさっぱり分からなかったが、もしかしてユーマも田舎から離れて都会の生活を楽しみたかったというのもあったのかもしれない。
(先の事は考えて無かったタイプなのかと…)


でも義両親には申し訳ないんだけど、腹を括ったとは言え、同居問題が解消されて私はスッキリしたよ!
義実家行くときはまた、魔王にも嫌味言われそうだし気まずいって言うのはあったけど。

でもユーマは私の名前は一切出さなかったみたい!
それを聞いてちょっと安心した。
そういうところはユーマの良いところだし、私に気を遣ってくれてるんだなって思った!


つづき



最初から